九州大学新キャンパス Kyushu University New Campus
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平成22年度の検討事項

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第179回:開催日時:平成23年3月3日

【報告】

  1. 平成22年度九州大学統合移転用地内埋蔵文化財調査等の報告について
       福岡市教育委員会米倉文化財部埋蔵文化財第2課第1係長及び大塚第1係文化財主事から、平成22年度における学内の埋蔵文化財保護業務及び伊都キャンパス内での調査状況について報告があった。
  2. 平成22年度伊都キャンパスの生活状況等に関する学生アンケート結果について
       麻生教授(福利厚生施設WG長)から、伊都キャンパスの生活状況等に関する学生アンケート結果の概要について説明があった。また、本アンケート結果及びアンケートに寄せられた意見の対応状況等は、本学ホームページ上に掲載する旨の報告があった。
  3. 箱崎キャンパス跡地利用に関する懇談会について
       今泉委員長から、箱崎キャンパス跡地の有効活用等について九州大学の都市計画研究者、福岡市、経済界等を交えながら、様々な観点から意見交換を行う懇談会の開催について報告があった。
  4. 原町農場跡地(予定)の都市計画基本方針について
       西統合移転推進課長から、原町農場跡地(予定)における粕屋町都市計画マスタープランが策定された旨の報告があった。
  5. 伊都キャンパス施設整備の進捗状況について
       森山整備計画課長から、工学部同窓会、システム情報科学研究院電気システム工学部門及び壬子会(工学部土木系教室の同窓会組織)から樹木の寄付の申し出があり、伊都キャンパス内のアカデミックゾーンに植樹を行う旨の報告があった。
  6. 歩道整備の竣工について
       松下整備計画課長補佐から、伊都キャンパス施設整備の進捗状況について報告があった。
  7. 統合移転事業用地造成工事(Ⅱ工区)の進捗状況について
       二又統合移転推進課長補佐から、統合移転事業用地造成工事(Ⅱ工区)の進捗率は面積ベースで99%完了しており、現在、整地工事、雨水排水工事、法面工事等を行っている旨の報告があった。
  8. 元岡地区都市景観形成地区指定について
       佐藤教授(パブリックスペースWG長)から、元岡地区は、風格とにぎわいのある、自然と調和のとれたものにする景観形成方針をタウンオンキャンパスまちづくり推進会議において提案し、研究・開発・交流機能や居住機能が融合した街を創造するため「元岡地区 地区景観形成方針(案)」を都市景観審議会へ提出している旨の報告があった。
  9. 伊都キャンパス周辺における宿泊施設の需要に関するアンケートの実施について
       坂井教授(新キャンパス計画推進室副室長)から、学研都市エリアを魅力ある研究開発の環境として整備していくため、本学での全教員を対象に伊都キャンパス周辺の宿泊施設に関するアンケート調査を実施する旨の報告があった。
  10. 水素・燃料電池普及啓発施設の計画について
       佐藤教授(パブリックスペースWG長)から、水素・燃料電池の実証研究とその普及啓発のために、燃料電池実証設備の廃熱を利用した足湯を木漏日の空間(パーゴラ)として常設する旨の報告があった。
  11. バス事業者への要望について
       山本助教(新キャンパス計画推進室)から、新キャンパス移転に伴う交通対策として、バスの増便や利便性向上等について各バス事業者へ要望した旨の報告があった。
  12. 遊歩道の開門時間の変更について
       西統合移転推進課長から、元岡地区から工学系地区(ビッグどら)へ通じる歩道(開門時間午前6時~午後9時)の安全対策が図られたことから、3月1日以降、24時間ゲートを開門する旨を報告があった。
  13. 物置(既製品)等を設置する際の遵守事項について
       松下整備計画課長補佐から、キャンパス内におけるマスタープラン・地区基本計画等との整合、景観上の配慮、建築基準法等法令上の取り扱いなど、物置等を設置する際の遵守事項について報告があった。

【議題】

  1. 最先端有機光エレクトロニクス研究棟(仮称)オープンカフェの設置について
       麻生教授(福利厚生施設WG長)から、福利厚生ワーキンググループにおいて審議了承された最先端有機光エレクトロニクス研究棟(仮称)オープンカフェの設置について審議、議決した。
  2. 平成23年度統合移転調査費の要求について
       坂井教授(新キャンパス計画推進室副室長)から、平成23年度における環境影響監視調査等の実施に係る統合移転調査費について審議、議決した。

第178回:開催日時:平成23年1月6日

【報告】

  1. 委員の交代等について
       今泉委員長から、平成23年1月1日付け新キャンパス計画専門委員会委員及び各WG委員の交代について報告があった。
  2. 平成21年度環境監視調査報告について
       横田助教(新キャンパス計画推進室)から、新キャンパス計画専門委員会環境ワーキンググループ及び新キャンパス環境監視委員会からの意見を基に作成された「九州大学統合移転事業環境監視調査平成21年度調査報告書概要」について報告があった。以上報告後、大要以下のとおり質疑応答が行われた。
      • 伊都キャンパス移転に際して、どの程度環境資源が喪失し、回復できているかなどの調査は行っているのか。その環境資源の回復度合をアピールできるとよいのではないか。
        →環境監視調査は造成事業による影響の有無及びその程度を監視するものであるため、環境資源の回復等の具体的な調査は行っていない。現在、これまでの10年間の取り組みを学内外に発信するためのパンフレットを作成しているところであり、造成事業によって生物資源を一種も絶滅させないことを念頭に置いて環境保全に努めている。
  3. 風レンズ風力発電設備の設置について
       森山整備計画課長から、自然エネルギーの活用及び風力発電設備の大型化に向けた実証実験を目的として、キャンパス北西部・総合グラウンド等に大屋教授開発の風レンズ型風力発電設備(5kW機×5基)を設置する旨の報告があった。
  4. 工学部バス停付近の信号機設置について
       森山整備計画課長から、伊都地区協議会からの要望及び施設改善プロジェクトチームでの検討結果に基づき、工学部バス停付近に信号機の設置を行う旨の報告があった。
  5. 寄付による桜等の植樹について
       森山整備計画課長から、工学部同窓会、システム情報科学研究院電気システム工学部門及び壬子会(工学部土木系教室の同窓会組織)から樹木の寄付の申し出があり、伊都キャンパス内のアカデミックゾーンに植樹を行う旨の報告があった。
  6. 歩道整備の竣工について
       西統合移転推進課長から、元岡地区に居住する学生の通学の利便性を確保するために、元岡地区から工学系地区(ビッグどら)へ通じる歩道整備が昨年12月末に竣工し、平成23年1月7日(金)から供用開始すること及び、福岡市側の安全対策が完了するまでは、21時に閉門し、6時に開門する旨の報告があった。
  7. 学内連絡バスの運行について
       倉田総務課長から、平成23年1月4日から病院-箱崎-伊都区間において、学内連絡バスを新規に往復3便ずつ増便して運行する旨の報告があった。
  8. 新交通システム導入に関する検討状況について
       山本助教(新キャンパス計画推進室)から、伊都キャンパス移転に伴う交通の現状と対策及び将来交通の可能性について、福岡市、九州大学学術研究都市推進機構及び本学において勉強会を開始した旨の報告があった。

【その他】

  1. 九大学研都市駅前広場 歩行者支援施設(シェルター)の新設工事について
       山本助教(新キャンパス計画推進室)から、平成23年1月6日から福岡市において九大学研都市駅前広場 歩行者支援施設(シェルター)の新設工事を施工する旨の報告あった。

第177回:開催日時:平成22年11月4日

【報告】

  1. (伊都)次世代エネルギー実証施設(風力発電設備)の設置工事について
       吉田緑地管理計画WG長、森山整備計画課長から、次世代エネルギー実証施設(風レンズ型風力発電設備)の設置工事について、緑地管理計画WGからの指摘事項と今後の対応について報告があった。
      以上報告後、大要以下のとおり意見交換及び質疑応答が行われた。
      • このような事態となった原因は何か。
        →書面回議において了承を得た上で工事に着手したが、実施設計の段階での説明が不足していたためである。
      • 工事計画が、書面回議時点から変更された理由は何か。
        →施設部として、環境への負荷を軽減するように配慮したためである。
      • 本件のような工事については、図面だけでなく、実施設計の段階で関係委員等による現地確認などの対応が必要であると思う。
       今泉委員長から、今回の報告は、「九州大学は環境に配慮したキャンパスづくりを目指すこととしており、今回の提言は、そのことを再確認する趣旨のものである」との発言があった。
       また、吉田緑地管理計画WG長から、実験設備の取り扱いについては、実証実験終了後に、検討していく必要がある旨の発言があった。
  2. カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の整備について
       森山整備計画課長から、平成22年度文部科学省WPIプログラム(世界トップレベル研究拠点プログラム)において採択された「カーボンニュートラル・エネルギー研究拠点」のための施設整備について、実施設計を開始する旨の報告があった。
  3. (仮称)あかでみっくらんたん+亭々舎の寄付受け入れについて
       坂井新キャンパス計画推進室副室長から、建築学科卒業生の発案により旧六本松の集会所「亭々舎」の歴史と賑わいを継承するために、工学部バス停前の「あかでみっくらんたん」の拡張と併せて、コミュニティー及びバス待ちカフェの機能を持った新築建物「(仮称)あかでみっくらんたん+亭々舎」の寄付を受け入れる旨の報告があった。
       建物の施行は5千万円の寄付を目標としており、2千万円以上の寄付が集まれば寄付額に応じた規模で建築に着手する。寄付の総額が2千万円に満たない場合は、百周年記念事業へ無条件で振りかえることとしている。
       なお、寄付者に対しても場合により、百周年記念事業に振りかえることがあることを前提として寄付いただいている旨の説明があった。

【その他】

  1. 九州大学ホームカミングデー2010について
       坂井新キャンパス計画推進室副室長から、11月20日開催の九州大学ホームカミングデー2010の事業内容の説明及び、伊都キャンパス施設案内について、現在10名ほど空きがあるため、同委員会委員も参加願いたい旨の情報提供があった。

第176回:開催日時:平成22年10月7日

【報告】

  1. 委員の交代等について
       今泉委員長から、平成22年10月1日付け新キャンパス計画専門委員会委員及び各WG委員の交代について報告を行った。
  2. 100円バスの導入について
       山本新キャンパス計画推進室助教から、糸島市コミュニティバス九大線について、公共交通機関の利用促進、学生負担の軽減等のため、平成22年10月1日から100円バスを導入した旨の報告があった。
  3. 伊都-病院地区間の教職員学内連絡バスの試行運転について
       今泉委員長から、平成22年10月4日から11月30日まで、伊都-病院地区間の教職員学内連絡バスを試行的に運行する旨の報告があった。
  4. 伊都キャンパス野外共同利用スペースにおけるボーリング調査の実施について
       森山施設部整備計画課長から、伊都キャンパス野外共同利用スペースにおいて「地質学的フラクチャー構造解明とガス拡散・移流特性の評価研究」のための科学調査井2本の掘削を実施する旨の報告があった。
  5. .大学生活・交通アンケート集計結果について
       楢崎学務部全学教育課長から、6月19日、6月26日に実施された居住地、交通手段、大学施設等に関するアンケートの集計結果を受け、バイク・自転車の利用者増加に伴う交通事故対策が必要となる旨の報告を行った。
  6. 伊都キャンパス周辺のまちづくりの進捗状況について
       二又企画部統合移転推進課課長補佐から「九州大学学術研究都市構想」を踏まえ、学園通線(桑原地区)の延伸計画及び元岡土地区画整理事業の進捗状況について報告を行った。

【その他】

  1. 九州大学創立百周年記念行事について
       今泉委員長から、本学の創立100周年記念行事について報告があり、本委員会としても、必要な提言を適宜行っていくことを確認した。なお、意見・要望等については、企画部統合移転推進課あて、提出することとした。

第175回:開催日時:平成22年7月13日

【報告】

  1. 委員の交代等について
       今泉委員長から、平成22年6 月24 日付け専門委員会委員の交代等について報告を行った。
  2. 新交通システムの導入について
       坂井教授及び山本助教(新キャンパス計画推進室)から、「九州大学学術研究都市構想」の交通システム形成の基本原則を受け、伊都キャンパス周辺を対象とした新交通システム導入に関する基礎調査を行ったこと、ならびに調査結果を踏まえ、6月29日開催の福岡市との意見交換会において、新交通システムの導入検討の必要性について福岡市へ要望したことの報告があった。
  3. 平成22年度 伊都キャンパス用地購入について
       江頭財務部資産活用課長から、平成22年6月に約4.5ha の用地を購入した旨の報告があった。
  4. 保全緑地内の歩道整備について
       森山施設部整備計画課長から、元岡地区や糸島市泊地区等に居住する学生等の利便性の確保及び地域への施設の開放を目的とした歩道の整備を行うとの報告があった。なお、本件については、平成19年5月8日開催の本委員会で審議了承されたものであり、この度、予算の確保ができたことにより行うものであるとの補足説明があった。

【議題】

  1. 元岡・桑原遺跡群第55次調査地の取扱いについて
       岩永文化財WG 長から、第55次調査地から発見された7世紀初頭の方墳の取り扱いについては、平成22年7月6日開催の文化財ワーキンググループにおいて検討を行ったことについて説明があった。ついては、西北方の同一支群に属する古墳との密接な関係が推定できることから、今後の調査状況を踏まえ、改めて検討することとしたい旨の説明があり、審議の結果、これを議決した。

【その他】

  1. 都市計画道路波多江泊線等の整備に関する要望について
       麻生福利厚生施設WG長から、伊都キャンパスで勉学している学生を対象とした、キャンパスライフの状況等に関するアンケートを実施することについて報告。

第174回:開催日時:平成22年6月3日

【報告】

  1. 委員の再任について(資料1)
       今泉委員長から、平成22年5月11日付け専門委員会委員の交代等について報告を行った。
  2. 統合移転推進本部会議開催について
       西統合移転推進課長から、平成22年5月21日開催の統合移転推進本部会議について、同会議の設置の主旨及び統合移転の進捗状況等の報告を行った。
  3. タウン・オン・キャンパスまちづくり推進会議の取組みについて
       坂井教授(新キャンパス計画推進室)から、タウン・オン・キャンパスまちづくり推進会議の取り組みについて報告を行った後、大要以下のとおり質疑応答が行われた。
      • 歩いて行ける範囲に、学生が集える商業娯楽等の施設がほしい。このような施設がセンター地区で使えるようになれば、キャンパスも開けてくる。
      • 伊都キャンパス近隣に病院が少なく、夜間に受診できる施設がないなど学生の生活環境に不安の声がある。また、外国語のわかる病院等の情報がほしいとの要望があっていることから、医療施設等に関するマニュアルを策定してほしい。
  4. 伊都キャンパス交通の現状と課題について
       外井交通計画WG長及び山本助教(新キャンパス計画推進室)から、伊都キャンパス交通の現状と課題について報告を行った。
  5. キャンパス移転に伴う「教職員の住居」に関するアンケート結果について
       坂井教授及び山本助教(新キャンパス計画推進室)から、平成21年12月8日~平成22年1月8日に実施した居住環境等のアンケート集計の結果について報告を行った。
  6. 伊都キャンパスのホタル生息数調査について
       広城環境WG長から、近年、伊都キャンパス保全緑地内に生息するホタルの飛翔が減少傾向にあることから、夜間に建物から外部に光が漏れないよう対象地区であるウエストゾーン(工学系)の北面ブラインドを閉めるよう協力依頼をしたとの報告を行った。
  7. 平成22年度施設整備工事の予定について
       森山整備計画課長から、センター地区の大屋根設置や、バス停の増設など、本年度の整備計画について報告を行った。

【議題】

  1. 農学系地区基本設計について
       坂井教授(新キャンパス計画推進室)及び森山整備計画課長から、農学系地区基本設計について説明があり、審議・議決した。

【その他】

  1. 伊都キャンパス生物多様性保全ゾーンへの立入制限について
       今泉委員長から、宮崎県で発生した口蹄疫の感染拡大の防止措置として、伊都キャンパス生物多様性保全ゾーンに教育・研究のため山羊を飼育していることから、同保全ゾーンへの立入を制限したこと及び、後日、飼育していた三頭の山羊は感染していないことが確認され、原町農場へ移動したとの報告を行った。
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