九州大学新キャンパス Kyushu University New Campus
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新キャンパス計画

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新キャンパス計画の経緯②:「造成基本計画の策定」(平成5年~平成10年)

移転エリアの地形、地質、地下水、気象、動植物生態、埋蔵文化財などの関係事項の基礎的調査を行い、これらの調査結果を踏まえた検討や、学内外の研究者へのヒヤリングを経て、自然緑地の資源としての利用、歴史的遺産を包摂するなど、環境との共生に最大限の配慮した大胆な修正の末に「造成基本計画」を決定しました。ここでは、再生水の有効利用をはじめ、情報・交通・エネルギー・水などのインフラに関して、新技術を導入した未来型のキャンパスづくりを目指すことが盛り込まれています。

新キャンパスの理念のひとつに掲げられたように、造成開発に伴う環境への影響(地下水、希少動植物の保全)にはとくに配慮がなされました。研究者で構成された検討組織(環境ワーキンググループ、緑地管理計画サブグループ(当時))による調査報告をもとに、「環境影響評価書」を作成したのもそのひとつです。環境監視調査は継続的に行われ、学内外の委員から成る「新キャンパス環境監視委員会」で審議されています。
新キャンパス基本計画 (5つの基本理念)
1. 国際的・先端的な研究・教育拠点(センター・オブ・エクセレンス)に相応しい施設の整備 2. 自然を活かし、資源を有効利用して、環境と共生する未来型キャンパスの創造 3. 活発な人的交流や施設の開放を図り、地域に開かれた魅力的なキャンパス生活の創造 4. 周辺地域における新しい学術研究都市の核となるキャンパスづくりと地域連携の推進 5. 総合大学の特色が十分に発揮されるよう、キャンパス間の連携に配慮した新キャンパスの創造
具体化された5つの指針(マスタープランでさらに具体化)
・総合大学として新キャンパスの一体的土地利用を可能とする骨格の形成
・広大な施設群及び運動施設等の機能的でコンパクトな配置
・オープンで快適な歩行空間の確保と移動性の重視
・丘陵地・沢地等のエコロジーと自然環境を生かした景観の形成
・古墳等の歴史的な環境への配慮

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