九州大学新キャンパス Kyushu University New Campus
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新キャンパス計画

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■伊都キャンパス(新キャンパス)への統合移転(2005~2018年)

伊都キャンパスは、福岡市西区と糸島市にまたがる東西約3km、南北約 2.5km、272haの広大な敷地です。博多湾の西、糸島半島のほぼ中央に位置しており、福岡の中心、天神から約15km、公共交通機関で約40分の距離にあります。大都市の近郊という利便をもちながら、玄界灘に望む豊かな自然の残された静謐な環境にあり、古くからこの地域で、人々の往来が盛んであったことを示す遺跡が数多く存在する歴史ある地域です。ここに利用人口約19,000人の施設、延べ床面積約 50万㎡が移転しました。



■知の拠点づくり

大学が単独でこの地域に立地することが難しいことは、移転が決定した当初から言われていました。1998年に、九州大学のよびかけで、九州の経済団体である九州山口経済連合会、福岡県、福岡市、糸島市、国の機関が集まり、九州大学学術研究都市推進協議会を設立し、3年にわたる議論を重ね、「九州大学学術研究都市構想」をまとめました。この構想では、大学周辺を中心として、糸島半島の自然と調和した知の拠点づくりを進めることを基本としています。

2004年には、財団法人 九州大学学術研究都市推進機構が設立され、産学官の連携のもとで、九州大学の知的資源の活用と産業界の需要とを結びつけ、伊都キャンパスを核とした日本とアジアの知的交流拠点としての学術研究都市づくりがスタートしました。


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