九州大学伊都キャンパスは、272ha の広大な敷地に延べ床面積52 万m2、学生・教職員18,700 人を擁するキャンパスとして2018 年に移転を完了しました。2001年の新キャンパス・マスタープラン策定から移転完了に至るまで
17 年の歳月を費やし、学術研究都市の拠点として、地域社会や地域環境と共生する大学キャンパスを実現しています。 全国に先駆けて実施した学府・研究院制度を施設づくりに活かして文理融合型の施設群を構成し、学内外の各種分野の専門家の参加によって社会実装の場として大学を位置付け、複合的な機能と高質なデザインとマネジメントを実現していること、文化財や環境の課題に対応させたワーキングなど、地域と共生する大学に相応しい検討体制を計画の初期段階から構築していることなどが高く評価され、2019(令和元)年度日本都市計画学会計画設計賞を受賞しました。
この賞は、都市計画に関する計画、設計、事業などに関する作品で、都市計画の進歩、発展に顕著な貢献をしたものを顕彰することを目的として、1959(昭和34)年に創設された賞です。
記事 https://www.kyushu-u.ac.jp/f/39328/20_05_29_01.pdf
平成24年4月に本学伊都キャンパスにオープンした「伊都ゲストハウス」が、福岡県農林水産部及び福岡県木材利用推進協議会の推薦を得て、平成24年度木材利用優良施設の表彰式(木材利用推進中央協議会主催、農林水産省後援)において「林野庁長官賞」を受賞しました。
伊都ゲストハウスは、燃えしろ設計や小径木材つなぎ合わせ利用等に工夫が施されるなど、公共建築物の木材利用事例として高く評価されたものです。
平成24年7月30日に木材会館(東京都江東区新木場)で行われた表彰式において、今泉 勝己 九州大学理事が、皆川 芳嗣 林野庁長官から表彰状を授与されました。
木材利用優良施設の表彰は、木材の利用推進等に寄与すると認められた優良な施設に対して毎年度実施されているものです。平成24年度の応募総数は全国から121施設で、厳正な審査の結果、農林水産大臣賞1点、林野庁長官賞3点、木材利用推進中央協議会会長賞5点が選定されました。
皆川長官(右)と今泉理事(中央) | 伊都ゲストハウス外観 | 多目的ホール内観 |
授賞式の様子 |
九州・沖縄ニューオフィス奨励賞 |
平成22年9月17日、日本経済新聞社・社団法人ニューオフィス推進協議会及び九州オフィスファニチュアー懇話会主催の「第23回日経ニューオフィス賞」において、【九州・沖縄ニューオフィス奨励賞】<地域貢献賞>を受賞しました。
知の拠点としての広大なキャンパスが美しい環境とあたたかい地域住民に支えられていることから、大学と地域と住民が一体となった効果的な機能性をもつキャンパスデザインに仕上がっていることが、高く評価されました。
日経ニューオフィス賞は、「ニューオフィス」づくりの普及・促進を図ることを目的とし、創意と工夫をこらしたオフィスを表彰するものです。その他詳細については,社団法人ニューオフィス推進協議会のホームページをご覧ください。
嚶鳴天空広場(Q-Commons) | ビッグさんどカフェ | 大学銘板 | 伊都図書館 |
優秀照明施設九州支部長賞 | 外観写真 | 建物内部 |
福岡都市景観賞 |
伊都キャンパス空撮 |
環境賞トロフィー |
テープカットする、(左から大森邦明福岡市土地開発公社理事長、有川節夫九州大学副学長、 西憲一郎福岡市助役、生田征生福岡市教育長の各氏。 |
会場風景 |
杉岡前総長ご夫妻と リー主席領事(後列左) |